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「、、、ん~?」
なんだこの違和感--
ギシッとベッドが軋んで、人の気配がするような。
「あれ、起きちゃった?」
思ったよりすぐ近くから声がする。
「、、、誰だ?」
暗い部屋に声だけしかわからない。
まだ寝ぼけている頭では、ちゃんと相手を認識できないでいた。
「もうちょっとそのまま寝ぼけてていいよ。力抜いててね?」
クスッと笑ったその相手。
グイッと足が開かれる。
押しあてられた熱。
「は?」
そこでやっと自分の格好に気づく。
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