虎視眈々

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痛みがないのが信じられない。 気持ちよすぎて辛い。 「あぁっ、やぁ...だ!」 もう何回イカされたのかわからない。 「イヤ?...ここ、イイでしょ?」 弱いところを的確に突かれながら、耳元で囁かれ快感が増す。 荒い息を吐き、掠れた甘い声は思考をぐちゃぐちゃにするには十分で。 「や、」 ぐっとさらに深く差し込まれ、首筋を舐めあげながら腰の動きが早まる。 暗い部屋に、ベッドの軋みと卑猥な音。 「待っ、く!--あぁ!!」 聞くに耐えない自分の声。
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