納得できない 3

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塞き止められたまま、しつこくどろどろに解されたからか、突き入れられた痛みよりも快感が大きかった。 「ぁっ、あンッ!あぁ--!」 馴染む間もなく腰を振られ、喘ぐ声が抑えられない。 すぐそこにベッドがあるのにこんな床でと思う一方、これが三島の余裕のなさを表しているようで。 何度も何度も名前を呼んで、好きだと訴えてくる。 こんなのありえないと思うのに、体は三島を受け入れ喜んでしまっている。 「春、ねぇ...俺を好きになって?」 「んンッ!」 完全に弱点と化した耳に歯を立てられる。
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