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「家まで送ってくよ」
「大丈夫よ、本当に」
「何かあったら困るからね」
「家は直ぐそこだから本当に大丈夫」
「その足じゃ歩けないでしょ?眠たそうにしてるし」
「…大丈夫ったら大丈夫なの……っ!?」
しつこい美形君に苛立ちを覚える中、勢い良く立ち上がろうとした時、視界がぐらつき強い目眩に襲われる。
このままじゃ倒れてしまうと思いつつ身体に力が入らず支えられない。
倒れる事を覚悟した矢先、背後から誰かに支えられ転倒せずに済んだ。
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