あの子パンツはいてないのに。

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 こいつはいつもこうやって俺のナニを弄ってくる、いやらしい奴だ。まぁ、基本的には良い奴だし、嫌いではないんだけどな。 「まぁ皮にこもっているからといってそう悲観的になる事もないと思うぞ太陽。何故ならば、皮を被っていても交尾は出来るらしいからな、だから安心しろ」 「元から心配してねぇよ」  前言撤回、オレヤッパコイツキライ。  ていうか今は別に皮にこもってても良いんだよ、その内剥けるから、文字通り一皮剥けて大人になるから、不安になんかなってねぇっつーの。 「つーかマジで、能力使って俺の股間覗くのやめろ、冗談抜きで気持ち悪いし、ドン引きするから」 「そんな冷たい事言うと、もうお前の気に入った子の下着の色、教えてあげねぇよ?」 「ぐ、ぐぅ……」 「お前の気に入った子の正確なパイオツの大きさ教えてあげないよ?」  こ、こいつ、卑怯だぞ! 「お前の気に入った子の裸体を、こう、身振り手振りや、あの、何だ、えーっと……絵で描いてやったり的な感じで伝えてやらねぇぞ?」 「ごめんなさい、僕が悪かったです」  全力で土下座し誤る俺、俺の妄想の最大のオカズを失うわけにはいかない! 土下座した際頭を踏まれたけどそんな事には気にしなーい。 「ようやく自分の立場を理解出来たかこの短小ホーケーのおバカさんめ!」 「はーいそうでーす、僕は短小ホーケーのおバカさんでーす、透四郎さんの事だーい好きでーす!」  めちゃくちゃ屈辱なのだが、まぁあれだ……背に腹は変えられないよね。
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