あの子パンツはいてないのに。

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「ふむ、ならお前これから一生俺の下僕な?」 「はい、どこまでもついて行きます!」 「いや奴隷だな、やっぱり」 「どちらでも構いません! 妄想が出来るなら、あなたのおかげで最高最強の妄想が出来るなら! もう他には何もいりません! どうか私を下僕、否、奴隷にしてやってください!」  すると透四郎は俺の頭からそっと足をのけた。 「よく言ったな、太陽……」  そして俺の顔の前に汚い靴を履いた足を出してきた。ちょっと待て、一体何のつもりだバカたれ。 「服従の証だ、舐めろ」 「あ、はい!」  やっぱりそう来たか、だがしかし……俺の興奮の起爆剤の為だ、これくらいは仕方が無い、 「ってなる訳ねぇだろアホんだらぁ!!」  俺は透四郎の出された足を掴んで、体勢を崩しよろけるコイツを立ち上がりざまに思いっきり、放り投げた。 「うわぁぁぁぁぁぁぁああ!!」  50mくらいかな? 結構飛んだな、最高記録だ。だが俺の怒りはこんな事じゃおさまらねぇ! もう妄想なんてどーでもいい! 俺のプライドのが大切って事に今更ながら気付いたわ! 大切な事に気付かせてくれてありがとうよ! 「ってな訳で散々バカにしてくれたお前をしばく! しっばぁーーーっく!!」  ま、アホみたいに下手に出てた俺が悪いんだが……そんな事はどうでもいいとして、コイツヤリスギ、キライ。
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