2章

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文化祭の為のクラスの放課後居残り準備を終えたマサは、鞄に荷物を詰め込んでいた。 「忘れ物はなし、っと」 机の中を覗き込み、何も入っていないことを確認すると鞄を肩に担いで教室を出た。 帰りに廊下ですれ違う友人たちに手を振り、また明日ーと言いながら下駄箱に到着。 靴を履き替えて校舎を後にした。 お気に入りの曲を聴きながら帰路を歩いていると、とんと肩を叩かれる。 「え?」 「いやっほー!!」 振り返った先にいたのはミネだった。
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