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振り返れば奴がいる……否、グラビアモデルがいる!
そう思ってしまうぐらい長い脚、内臓が収納されているのか疑問に思うぐらいくびれたウエスト、メロン?水着の下にはメロンが入っているのか?と錯覚させるぐらい大きな巨乳。
大事な部分は水着で隠されているが、一体表面積の何%を占めているのか計算してみたくなるぐらい少ない比重の水着。
変わらぬポニーテールと太陽のような笑顔がミコトだと認識させた。
「おーい!帰ってこーい!」
帰れるはずがない!今帰ってしまえば、眠れる下半身の魔王すら起こしかねない。
そんな俺を起こすためか、ミコトのビーチサンダルが顔面を殴打する。
「って、何しやがる!?」
「それはこっちのセリフよ!何処に行ってんのさ!?」
半ば強制的に目覚めさせられた俺は、再びこの肉弾兵器に目を奪われる。
ビキニ オブ ビキニとも言えるぐらい飾り気の無いビキニ。極端に表面積の少ないビキニは、ミコトの凹凸を浮かび上がらせていた。
こんな水着を着れるのはミコトだけじゃないか?と思ってしまう。
それぐらい良く似合っていた。そしてエロかった。
「いやーちょっと大胆過ぎかなって思ったんだけど、高校最後の夏だし頑張ってみました」
「その頑張りに敬意を表す!」
「何、敬礼してるのさ?」
それぐらい刺激的なのだ。
何とか平常心を3割ほど取り戻した俺は、マジマジと水着のミコトを見る。
「そういえば、水着姿のミコトって中学以来か?……成長したな」
「胸を見ながら言うの止めてくんない?」
そんな事を言われても、そこに胸があれば見る!男として当然だろう。
しかしそれは男としてであって、女としては不愉快極まりないものらしい。
それは直接見られているミコトからではない方向から、制裁と言う名で罪を償わさせられる。
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