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「お久しぶりです幼女……もとい瑞希元会長!いったいどうしたんですか?何の連絡も無しに特攻してくるなんて?」
「お久しぶりだね変態さん……もとい空くん。久しぶりに会ったのに幼女連発されるとは思わなかったよ」
といいつつ瑞希元会長の表情は満面の笑みだ。
久しぶりに会っても、瑞希元会長の幼女っぷり、俺の変態っぷりが懐かしさを感じさせ、互いに失礼な事を言いながらも安心感を感じさせる。
ボリューム高めで通る瑞希元会長の声は、2階にいたみんなを召喚したように玄関まで呼び寄せた。
「あいかわらずのハーレムだね」
「瑞希元会長は内情を知らないからそう言えるんです……実際はSに囲まれた地獄ですよ」
「ドSハーレム!?」
夕日や海は否定しようもないが、ましろは精神的に追い詰めるS心たっぷりだし、先天的にはMであろう朝日に関しても勉強中は海をもしのぐSっぷり。
「ドMの空くんにしたらパラダイスだねっ」
「そんなパラダイスはいらない!」
高校時代と変わらず幼女と戯れていた俺だが、いつのまにか瑞希元会長を取り囲むみんなに押し出されぼっちになっていた。
「おっ!おおぅ!ハーレム大変!にゃふっ!ましろちゃん高い高いしちゃららめぇぇぇっ!!」
久しぶりに会う瑞希元会長にみんな興奮気味らしい。
「……幼女……はぁはぁ」
「お前は別の意味で興奮してるな……」
「……幼女成分は必要栄養素の1つよ……あと百合成分」
「うん、ましろちゃんは変わらなくてお姉さん安心だよ……将来は不安だけど……」
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