第一章伝説の物語(Die Geschichte des legendaren)

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翌朝目が覚めるとローゼンフィエルド国の港に着いていた。荷物を下ろしてドライツェーンはジーンズ姿で黒コートを着て髪の毛も束ねてポニーテールにしてティオーネを案内するが、ジューシーを引き連れて貿易国家は近代的で石油・原子力・火力・風力・水力でエネルギーを起こしこの世界のエネルギーで国を発展してきた。何となくだが、昔この国に来たこともあるが、最早そういった甘ったれのことは言えない。俺自身狙われている。命が危ない。 「ドライ!ドオオオッウウウウウオオオオオオライ!お、俺を助けろ。抜け道は?」 「あるわ」 「ジューシー?長い間付き合ってくれて有り難う。御前は自由だ。なっ。セカンドライフSecond Virginを満喫しろ。」 「嫌だよ。ずっと一緒なのに。ずっと一緒なのに。」 「御免。御前も御苦労懸けた。ハッハハハハハハハハハ・・・・・ハッハハハハハハハハハ」  ティオーネは双剣でジューシーの綱を切り自由に放った。 が、内心は悔しくてずっと旅が続けたい気持ちがあった。ティオーネは城に続く道を歩いた。石畳で歴史在る街並みの裏道を上りドライツェーンと共に地下に使われない行動のモンの鍵を開けた。 「ここが旧市街洞窟です。千年前ですか。魔王統治時代に私達の先祖ローゼンフィエルド王がこの場所に国を創った。丁度ここは水路にも使われていました。お入り下さい。ティオーネ」  門を開けて中の鍵穴にドライツェーンが鍵を開けると中は湿気で洞窟内に移動した。松明を灯して灯りを灯して歩いているとドライが聞いてきた。 「そう言えばさ。どうして七英雄なんて呼ばれるの?いや。気になるって。んなもんね。聖騎士が大罪を恨む理由が分かんないよ。」 「俺だって分からない。七人の英雄ってさ。その・・・あああ・・そのー俺以外に居るよ。全員サタン・ベルフェゴール・ベルゼブブ・アスモデウス・マモン・ルシファーの魔神を宿している。それと痣がある。生まれつきに躰のどっかに刻まれているのだよ。俺達生まれた証しがね。証しみたいのがあるのだよ。七人全員・・・・その中でも訳ありで俺が知っているのはシャーロットだ。シャーリー。俺と一回だけ性体験した相手でそいつも大罪人。色欲だ。」
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