第一章伝説の物語(Die Geschichte des legendaren)

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ドライとティオーネが本を捲っているとガウェインが寄ってきた。 「戦姫のことか?世界に九人居る。が、問題は其処じゃない。直ぐさまここから離れろ。」 「何でだよ!訳が・・訳が分かんないこと言うなよ!」 「外見ろ」  窓を指さすと聖騎士が図書館を包囲していた。ガウェインは謎の騎士でドライのガードでこの国を影から護ってきた。聖騎士が押し寄せてきた。 「で?」 「どうするって痛いのさ。言いたい?俺は・・・・ヤバイ伏せろ!」  ドライの肩を机の下に隠れてガウェインはタバコを吸い大剣を構えた。 焔の剣で紅蓮の焔を宿し剣が生きて居る。 「力の戦姫焔の戦姫時の戦姫三姫剣合・・・・闇に燃え散り魂を燃やす浄火の剣。レヴァンテイン」  三人の戦姫の力で長剣のレヴァンテインが大剣と変わり焔を纏う剣に聖騎士が戸惑う。 (桁違いすぎるだろ。この男は)  ティオーネも剣を構えると聖騎士の数は多く白銀の鎧を着た戦士達にティオーネとガウェインは剣を向き変えると背中合わせで戦うとドライは書庫室に避難した。 「なぁ。ティオーネ。憤怒の力でやれるだろ?ん?」 「無理だ。大罪は使うことに限る。俺自身の罪だ。憤怒は。“怒りに身を任せ全てを地獄の業火で焼き散らし永遠の苦しみと焔の王”それでも・・・・クッ。」  非常事態でティオーネは剣を鞘に戻した。
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