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《魔神よ(Genie)この俺に罪の(Der Sunde in dieser I)赦しを願う(Ich hoffe auf Vergebung)。この俺に憤怒で(In dieser Wut zu mir)全てを燃やし(Die brenn alle)尽くせ(erschopfend)!》
ブォオオオオオオンと蒼と赤の焔が図書館全体飲み込み聖騎士を焔が喰らった。
「わあああああああっ!」
「喰え!」
「喰え!」
「喰え!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
自分自身制御できずに焔が国を飲み込み憤怒の罪が全てを刈り取る。ティオーネは剣を床に差して黒コートが揺れていた。聖騎士達は一歩も下がらずに武器を構える遠くの方から声をした。
「おい、待て。待て。そいつは生かして連行しろ。」
マルクス・オニキサンダー。オーファン・H・J・S・ギルスティングレイと名を改めたが実は本名である。オーファンは銀髪にピアスをして長剣を構えて銃の引き金を引いた。
「案の定御前を凍結すべきだ。忌まわしき・・・御前のせいだ。円卓の騎士の誇りが穢れたのは御前だ。思い過ごしにも度がある。」
ガウェインが叫ぶ。
「そうだ。俺は。帝国の聖騎士団隊長。名の手の腕がある。俺に剣で勝負とは滑稽だ。言うが、俺は聖剣に選ばれた一人。」
聖剣?頭が混乱してきた。頭が激痛と俺の血潮がざわつき心臓が熱く張り裂けそうな痛みにティオーネは目眩がしてきたが、憤怒の罪が自身の大罪。その心が思う俺は何を迷っている。ドライは物陰に隠れていた。インデックスが近くに居て彼女は腕を組んでいた。
「王女様に言ってないけど私は名が知れる錬金術師よ。この柱一本鋼に変えられる」
インデックスは非常灯のスイッチを押した。
「とはね。王女様。ドライ・・・城に戻るとでもしよう」
図書館の地下と城の中央にはいくつかの通路が存在する。ドライは七英雄黙示録を鞄に入れた。インデックスはホッとしたのも束の間に包帯を解き錬金術で壁を分厚く鉄の扉で抑え付けた。
「行こう。ドライ。気にするなよ。あのティオーネって子。変わるよ」
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