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ガウェインの過去は謎が多すぎる。
「俺だって戦える。俺は甘ったれのかっこわるいよ。師匠」
ティオーネは何かを断ち斬った。人斬りから遁れようとした邪心を斬り大罪人の自覚と誇りに剣を構えた。図書館には焔が渦を巻き焔が飲み込んでいた。
「遣るね。俺がどうして監獄にぶち込まれていたのか?酷いね。俺が国に潜伏で転覆を謀っていた所を勘づかれたガウェインにこの男に・・・・ハハハハハハハハハハハハ。」
「その口事紅蓮に燃え散れ」
ガウェインが剣を振ると焔が燃え上がり指を鳴らすと時間が止まり剣の威力を一億倍に攻撃を増幅させた。
「なっ、なっ・・・なっ・・・なぃいいいに・・・・・・・・・」
オーファンの時間を止めた。図書館の範囲と国の時間を止めた。
「聖騎士は俺が片付ける。御前はドライを連れて王を助けろ」
「はっ?あ?えぇ・・は・・・は・・はぁい」
ティオーネは双剣を戻して図書館を出るとドライとインデックスに追いつき腕を引っ張った。「行くなっ!お、俺とだ。」そう語りかけて城に行くと王が捕まっていた。
「済まぬ。ドライ・・・・このクソ親父を赦してくれ。平気だ、私が死んでもジュリアスなら信頼在る。」
「兄上が?」
「ああ。もう時間だ。一足先に地獄で待っている。」
「ティオーネ君。ドライを頼む。ハッハハハハハハハハハ・・・・・」
「ああい!」
涙を堪えきれずに泣きながら返事した。ドライは崩れて落ちて喚き泣いていた。インデックスも涙を堪えていたのも王は処刑台に向かった。
「まだ間に合います。ティオーネ君。あのオーヴェサダーイン卿の子です。王をお願いします。」
城の地図を覚えて処刑台まで突っ走り剣を抜き騎士達を薙ぎ払い王まで追った。
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