2人が本棚に入れています
本棚に追加
ティオーネは鮮血を浴びて刀身から焔を放ち王の処刑を防ごうと必死に台を目指すと長い階段を駆け上がると聖騎士長ディアマンテと魔族のリシュヴィルトがアーヴァセル王を処刑しようとしていたが、ティオーネが立ちはだかった。
「剣を抜き剣で生きる。王様!王様!」
「あ?」
リシュヴィルトとディアマンテが両方とも長身で大柄で筋肉質の男で、二対一の闘いにティオーネは思い出した。十七年前に師匠と出会い剣術を覚える最中だ。《魔神剣》だ。魔神剣の特徴は、自由型で剣術の幅は拡がる。
「魔神剣“桜斬龍(Sakurai geschnittenes )昇華(Sublimation)天翔閃(Tian Flash)”」
剣で一振り処刑台の手摺りを使ってスライドさせてディアマンテの大斧で王は絶体絶命でロープに吊されていたが、ティオーネは王様を右腕に抱えて左腕で剣を構えた。
「魔神剣“冥鏡(Angebote Spiegel)”」
剣で垂直で斬り込みディアマンテの大斧を剣で火花散らすが、処刑台は狭く階段の壁を走り宙に飛んで双剣を咥えて蒼い焔を纏いリシュヴィルトが杖をつき魔法を唱える。
最初のコメントを投稿しよう!