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「ドライ?彼奴等魔族は瘴気じゃない。もう・・・世界は死ぬ。時間が無い。直ちに準備手初めて手配して六人探せ」
「烏滸がましいかも知れぬが、ガウェイン殿もドライを俺の娘を護って欲しい!」
「御意。この命懸けて神明に賭けて王女を御守りいたします」
医務室に運ばれて治療を受けていたティオーネも目を覚ました。
(訳わからねぇや。俺はその・・・大罪人だ。憤怒の罪。俺は記憶が無い。飛んだのか?確かに魔王の心を解放したのだが、負けた。負けた。負けた。負けた。剣を鍛えて強くなって魔神剣の奥義を修得シネェと)
心で思っているとガイアスが来た。
「師匠・・・・師匠・・・・うううううぅううわああああああああああああああああああああああああ」
ガイアスは剣をティオーネの首筋に押し当てて目が睨んでいた。
「甘ったれのバカ弟子がよ。心が軟弱のモンジャイビート野郎が。いい加減に覚えろ。まぁ。十七年ぶりだろう事。御前に剣もう一度死ぬ気で今度は地獄送りしてやる」
「望むところです。俺だって魔神剣は全て習得する。」
ティオーネとガイアスはローゼンフィエルド国から遠く離れた山奥の小屋に移動して剣術を教え込んだ。ガイアスが椅子に座ってティオーネも服を着替えてガイアスが魔神剣を1から叩き込んだ。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!叩き込むぞ。今のお目に足りない何かを考えろ。」
ガイアスは長剣を構えた。焔が燃え上がり蒼焔纏う剣にティオーネも剣を構えた。
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