第一章伝説の物語(Die Geschichte des legendaren)

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「魔神剣“”後背斬(zuruckschneiden)」  背後に隙を噛まして連続で五連続突く剣戟にティオーネは地面に腕を回し背後から蹴り上げて剣で防いだ。 「フン。ちったぁーとたやらぁざあー、励んでいるな。」  ガイアスは黒コートで避けて正面から剣で突き上げた。 「魔神剣“”騎乗正拳(Reiten positive Faust)“」  乗り上げてガイアスの剣がティオーネの腕を切り上げるが、左手の十字の傷が燃え上がり剣を燃え尽くした。 「があああああああああああっ!あああああああああああっ!いやああああああああああああああああああああああああ!おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」  耐えきれずに血が滴る中歯を食いしばるが、剣を落としてしまう。ティオーネは魔神剣で太刀打ちできずに双剣を地面に突き刺してフラフラに頬に十字傷が刻まれた。伸びきった髪の毛がぶら下がるが、黒コートが破れて血を吐き捨てた。 「魔神剣“天翔王牙龍閃(Wang Tiandrachenzahne Flash)”」  左足で踏み切り右足で強く踏み込んで抜刀の状態から裁いた一撃二撃三撃の衝撃波で空間を歪ませて急速且つ時間が戻る衝撃波に双剣でガイアスを挟み斬り込み上空に押し上げて叩き落とした。足を挫くが、ティオーネが神速でガイアスを斬り込むが、ガイアスの大剣が神速の速さでティオーネの心臓に重く響いた。 「うっう・・・うぅ・・・っっっっっっっがああああっうぁああああああああ!」  急斜面を転げ落ちて傷だらけのティオーネをガイアスは秘湯に浸けた。 「秘湯薬膳潤滑油。ヘヘヘヘヘヘ。御前歳いくつだ?」 「二四歳です。師匠・・・痛いたたた・・・たたたたた・・・痛いよ」  ガイアスは土器で酒を飲みワインを飲んだ。壺に入るワインをがぶ飲みしてティオーネの杯に注いだ。 「飲むのだよ。」 「はい」  飲み上げるとガイアスがメモ帳を出した。
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