相原尚吾のプランB

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奥様の頬はやはりピンクに染まっています。 これは早く出来そうですね。 「フローリングの状況は分かりました」 私はそう言って、ソファーへと足を向けます。 奥様はソファーの横に腰を下ろしました。 「もし宜しければこちらにお座りになりませんか?」 私はソファーの左側を指差しました。 「カタログのご説明をしますので……」 奥様は嬉しそうに頷き、私の左側に腰を下ろしました。 その距離15センチ。 もうこれはいただきですね。
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