死亡フラグは突然に ２

ハンムラビ.ホーテンさんってエジプト人？

黒「……ふぅ。
……。
謝ってた……かぁ」

黒『いらっしゃいま……
あ…。
八尋くん……？
どうしたの？ていうか、今日学校は？』

八『僕、学校辞めることになったので。あなたの弟の所為で。
学校にはもう入れてもらえないので、あなた伝いでお別れを言いに来ました』

黒『……え……っと…？（汗）

俺には何が何だか……』

八『僕の将来が琥珀くんの所為で滅茶苦茶です。
みんなに謝れ、謝れって言ってくるんですよ？僕に。

僕、天邪鬼なのでそんな事言われると絶対謝りたくなくなっちゃうんですよね』

黒『う、ん…？』

八『だから、琥珀くんに最後に伝えるとしたら〝全部君の所為だ〟ですかね？

これからあなたに降りかかる不幸も。みんなみんな、琥珀くんの所為』

黒『…えっ…と？（汗）

うわ…っ！』

八『最後に腹いせにあなたを犯します。
それでこの件は五分五分でケリをつけます。
そうしたら僕は綺麗さっぱりあなた達のことを忘れましょう』

黒『…そんな殺生な』

八『相変わらず呑気ですね』

黒『…！？

うわ、待っ……！
っ…』

八『ヨかったですか？お兄さん』

黒『っ……。』

八『あ。
そうそうこれ。
玲太くんを脅すネタに使ってたんですけど、もうそれも用無しなので。
お返ししますよ。

かわいそうな子ですよね。
琥珀くんも、あなたも』

黒『…！』

八『じゃあ僕はこれで。
もう二度と会うことはないでしょうね。

では、さようなら。く、ろ、す、さん』

黒「……。

………これで、良かったのかなぁ。
ハクは知らなくて良い……
よね…。

みんなに謝ってた……はホラ吹きすぎたかなぁ。

腰痛い……なぁ…。
俺も歳だなぁ…。

はぁ…」