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小糠雨(こぬかあめ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
時計が夜の10時半を指すこの時間
私と貴女の電話越しの逢瀬
今日は貴女がきっと掛けて来てくれる
最後に会ったのはいつ?
私達は電話でしか繋がっていないの
私は貴女の何かしら
ねぇ 貴女は私の気持ちを知らないわ
私の内に秘めたる想いはひたすらに隠しておくべき?
今日もいつも通りに振る舞えるかしら?
愛しい女(ひと)の電波が飛んでくるのを待ってる
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