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小糠雨(こぬかあめ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『愛してる…貴女を愛してる』
貴女の声は幻の様で…
『ずっと愛してた
今も…愛してる』
貴女の声は震えて、掠れていて…
いつもより婀娜っぽい声
『嫌われたくなくて
ずっと繋がっていたくて
…貴女を傷付けたくなかったから
‘愛してる’は言えなかった』
苦しそうに
『愛してる 貴女に恋してる』
私の鼓膜を震わす
……貴女が
……私を
アイシテル…?
『………愛してる』
かみさま…
もし貴方が居るのなら
………ありがとうございます
「…貴女が好きよ………ずっと…」
きっと…これからも………
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