第1章

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白銀(しろがね)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『…貴女が好きよ………ずっと…』 白銀(しろがね)の鈴の声に言葉が乗って、コロコロと響く わたし達は…怯えていた お互いを失うことを わたしがひたすらに想いを隠してきたのは……… 貴女を、傷付けたくなかった 貴女に、傷付きたくなかった ………愛して…いるから… 「ねえ 」 だから、これは告白 「ずっと貴女を愛していた」 罪の、告白 「これからもずっと」 愛の、告白 二つの告白が電波に乗って、夜の街を滑る
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