第1章

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「俺は、柚月の事が好きだ。俺は、もう我慢したりしない」 「・・・・(私は、和希にどういう答えを・・違う。)」 柚月は、和希の気持ちをどう受け止めていいか悩んでいた。 翌日から和希だけ学校に早めに登校するようになった。 「今日は、珍しいな。」 「・・・・・・。」 「柚月?」 「えっ?何?」 「いや、いつも遅刻まで寝ている和希が早い登校とは・・」 「そうだね。・・・・・。」 「???柚月、和希と何かあったの?」 「!?急にどうしたの?」 「柚月の様子が可笑しいから・・もしかして俺のせい?」 「違うよ。悠ちゃんのせいじゃないから気にしないで・・」 柚月は、思い詰めた顔をして悩んでいた。 和希にどんな顔をして会えば良いのかな? 柚月は、少し複雑な気持ちが混ざって学校に着き教室に入って行くと・・ 「柚月、おはよう。」 「柚月ちゃんおはよう。」 「葵衣、千鶴、おはよう。」 「・・・・・・。」 「・・・・・・。」 「和希ー先生が呼んでいるぞ。」 「!?」 「・・・・・・・・。」 声を変えたりせず素通りして教室を後にした和希
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