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休み時間になり教室の隅っこで・・
「柚月、立花と何かあったでしょう?」
「!?」
「その顔は、図星だな。」
「・・・・和希に好きだって言われたの。」
「!?」
「!?」
「私、和希の事どう思っているのかなってずっと考えているの。でも・・」
「でもどうしたの?」
「和希の事は、好きか嫌いかと言われると嫌いじゃないよって答えるけど」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「それは、友達としての好きであって恋の好きとは・・」
「柚月は、一度も立花の事男として見た事ないの?異性として・・」
「それは・・」
葵衣は、直球に言う。
「柚月ちゃんならきっと答えが出ると思うよ。」
「千鶴・・」
「桜井先輩に恋していた柚月ちゃんなら分かるはずだよ。」
「・・・・・・・・。」
葵衣と千鶴は、優しく和希の想いを考えるように言った。
二人は、教室を出て和希がいる廊下に・・
「立花、ちょっといいか?」
「はぁ?」
「良いから来いよ。」
葵衣は、和希の耳を引っ張り誰もいない場所に・・
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