第1章

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休み時間になり教室の隅っこで・・ 「柚月、立花と何かあったでしょう?」 「!?」 「その顔は、図星だな。」 「・・・・和希に好きだって言われたの。」 「!?」 「!?」 「私、和希の事どう思っているのかなってずっと考えているの。でも・・」 「でもどうしたの?」 「和希の事は、好きか嫌いかと言われると嫌いじゃないよって答えるけど」 「・・・・・・。」 「・・・・・・。」 「それは、友達としての好きであって恋の好きとは・・」 「柚月は、一度も立花の事男として見た事ないの?異性として・・」 「それは・・」 葵衣は、直球に言う。 「柚月ちゃんならきっと答えが出ると思うよ。」 「千鶴・・」 「桜井先輩に恋していた柚月ちゃんなら分かるはずだよ。」 「・・・・・・・・。」 葵衣と千鶴は、優しく和希の想いを考えるように言った。 二人は、教室を出て和希がいる廊下に・・ 「立花、ちょっといいか?」 「はぁ?」 「良いから来いよ。」 葵衣は、和希の耳を引っ張り誰もいない場所に・・
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