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「柚月!?・・柚月・・」
和希は、悲しい顔をしていた。
「(そんな和希が居なくなる・・嫌だよ。そんなの・・)!?」
柚月は、悲しくて涙が瞳から零れ落ちた。
「私、和希の事・・(心の中では、答えが出ていたのね。)」
柚月は、自分の心に素直になった。
「(そっか。私、和希の事好きだったんだね。)」
柚月は、自分の気持ちをどう和希に伝えるか考えていた。
それから学校が終わり家へと帰宅した柚月
「柚月ー帰ったの?」
「ごめん。また出かけてくる。」
「えっ!?おつかいを頼みたかったのに・・」
柚月は、家へと帰るなり即、出かけて行った。
「(もう一度あの場所に・・始まりの場所に・・)」
柚月は、大急ぎで始まりの場所へと行った
和希、悠ちゃん、そして私・・
私たち三人が仲良くなったきっかけになった場所
そして将来を誓いあった場所
すべてそこから始まった
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