第1章

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「確かここに埋めたはず・・」 柚月は、着くなり桜の木の根元を掘り出した。 「ねぇ、ここにタイムカプセルを埋めようよ。」 「それいいな。」 「でしょう?」 「でも何を入れるの?」 「私は、手紙を入れるよ。」 「手紙か・・」 「二人も将来を書いた手紙でも書いたら?」 「そうするか?」 「だな。」 そして小さい三人は、箱に手紙を入れて桜の木に埋めた 「それでいつ掘りにくるんだ?」 「えっと・・高校生になってからは?」 「高校生か・・」 「私たちが未来に書いた事を思い出せるように・・」 「柚月らしいな。」 「でしょう?」 柚月は、小さい願いを書き残していた 「あった!?」 柚月が手にしたのは、汚れ古くなった 箱を取り出した 「三人で埋めた大切なタイムカプセル」 柚月は、箱を開け中を見ると
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