ゲーム開始

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学校のみんなに集まってくる。教室に先生がやってきた。その手には大きなダンボールがある。両手じゃないと抱えられないほどの大きさだ。 「…よいっしょ。」 教卓にドンと音がなる。 「先生~それなんすか?」 「さぁ、先生たちもよく知らないんだが…。生徒のみんなに配られるんだ。」 そう言って先生が箱を開くと腕時計のような機械がある。 「おお、これ最新のやつじゃない?」 「腕時計型のタブレットじゃないのか?」 生徒たちはみんなが先生の荷物にやってくる。 「これちゃんと名前あるからとれよ!」 先生はそれを取り出して配っていく。 俺のところにそれが来る。時計のようなプレートの間に細い金属が走って数珠のような形だ。だぼだぼ状態の俺はそれを左手に回す。すると内にある金属が釘の入り込んだ。 「!?」 随分強力な止め方で嫌気がした。ぴったりと手首にはまっている。 「凄いな…これで誰の腕にもぴったりだな。」 「なんかごっついわね~。」 みんなが意見している。そんなことを聞きながら先生はまた他のものを出す。それはTVだ。 「これを…ここにかけていくのか。」 先生が大きな薄いTVを黒板にかけていく。 チャイムが鳴ってみんなが少しして先生がTVが準備できる。 「じゃあ、先生は会議があるから。少し待っていろ。」 そう言い残して先生は教室から出て行く。
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