第6章 お城の地下
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「アルフィー、ごめんなさいね、少しきつく叱ってしまったかしら」 そう言ってカトレーナはアルフィーのもとに寄り、綺麗な白い細い手でアルフィーの涙を拭ってあげた。 「シャムナス殿、騒ぎ立てて申し訳ない。そんなこんなで、記述を教えてもらいたいのだが…」 後ろに居たシュルクが口を挟んだ。
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