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そんなシュルクの話を照れながら聞いていると、森の入口へたどり着いた。
「んんーっ、気持ちいいわ。」
両手を上にのびのびと伸ばす。
そして、2度大きく息を吸って、吐く。
「空気もおいしい」
マイナスイオンをたっぷり浴びているようだ。
「シュルク、少し奥まで行きましょう」
「はいっ」
いつものシュルクに戻った。
奥まで入ると、あちこちに町では見かけない花々が咲き乱れていた。
あちらこちらに移動し、種をせっせこと拾い集めるカトレーナを、ずっと側で見守るシュルク。
そんなこんなで、時間もあっという間に過ぎてしまった。
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