第2章 東の森へ

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そんなシュルクの話を照れながら聞いていると、森の入口へたどり着いた。 「んんーっ、気持ちいいわ。」 両手を上にのびのびと伸ばす。 そして、2度大きく息を吸って、吐く。 「空気もおいしい」 マイナスイオンをたっぷり浴びているようだ。 「シュルク、少し奥まで行きましょう」 「はいっ」 いつものシュルクに戻った。 奥まで入ると、あちこちに町では見かけない花々が咲き乱れていた。 あちらこちらに移動し、種をせっせこと拾い集めるカトレーナを、ずっと側で見守るシュルク。 そんなこんなで、時間もあっという間に過ぎてしまった。
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