自覚と覚悟

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消化不良のまま、きた道を戻る 今はただ、美紗緒が心配で。 俺は急いで帰路をたどった 駅までの道のり 通いなれた、その景色が全て胸の奥に虚しさを感じさせて、 行き場のない怒りだけが俺の足を動かせた 俺が知ってた親父は――今まで俺が追いかけてきたその姿は 何だったんだんだろう
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