【本文】liar 3 - 26｜19ページ - 小説投稿エブリスタ

マンションに戻ってきても、何の解決も出来なかった事にドアにかけた手がなかなか動かないこうしている間にも、美紗緒は一人で苦しんでいて本来なら｢もう大丈夫｣って言ってやるはずだったのに、それが言えない事が胸の奥でグツグツと煮えきらないまま納得のいく言葉が見つからない美紗緒が何も言えなかった理由がわかった俺だって――解決策なんか。見つからない

/35ページ

最初のコメントを投稿しよう！

5547人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>