自覚と覚悟

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縁切ったら終わり、とか 家を出た時は頭に血がのぼってたからそうすればいい、って思った あんなわからず屋で頭のカタイ親父に何を言ったって って、話す事すら虫酸が走るくらいに嫌気がさしたから。 でも、他に何かあったのかもしれないのに 親父を罵って、蔑む言葉しか思い付かなかった どのくらい、そこでそうしていたのか 途方に暮れていた俺は、何も打開策の見つからないまま、ドアをあけた
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