自覚と覚悟

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窓から夕焼けの日差しが暖かく入ってきて、 ――やけに心が落ち着いた そういう雰囲気だからか、 美紗緒の、側にいるからか。 わかんねーけど、肘をベッドにつけた 肌に艶がなくって、ちょっとかさついた唇 目の下には、見たこともないくぼみ 太陽の光があたっても、病的なまでに青白い顔色に、胸が締め付けられた あー、こんな姿にしてんの 俺だわ。
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