自覚と覚悟

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「けど、お前とのことも、引かない」 決めたんだ 守るって でも、それは俺一人の自己満足じゃ意味がない 「俺とさ」 「――」 「頑張ってって、くんない? ――二人で。って、あ。三人か」 美紗緒の瞳に涙が浮かんでゆらゆらと揺れる 「こんなに大事に思ったことねーから、わかんないんだわ、正直。 俺、お前と居たい」 「……う」
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