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あいつとの思い出は全部大切でひとつひとつ覚えてる。
そんだけ好きなのに…
あいつはそれを知ってくれていると、ずっと思ってたのに…
だから、俺は自分を変えた。真面目に見えるように、髪の色も変えて、ピアスもなるたけつけなかった。あいつに見えるわけでもないのに、変わりたいと思った。
俺は、あいつに変えられたんだ。俺の腐った心は、あいつのおかげで綺麗になった。キレ症な俺も、不良だった俺もあん時消えたんだ。あいつのおかげで。
だからそれが分かるような外見に変わった。やりすぎかもしれないが。
でも、これが俺の誠意だ。俺が、どれだけ真剣なのか、あいつにも分かるように。
だから、それほど好きでもない母さんについてきたのに。
その気持ち、本気でわかってないのかよ?
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