プロローグ

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「嘘だ……っ…」 完全に恐怖した私は、膝が震えて動けなくなってしまった。 そしてハッとする。 幼馴染みは無事なのだろうか? 「……っ良介…!」 部屋を飛び出してフラフラと走り出した私の前に立ち塞がる、殺人ロボット。 それは人間の見た目をしているけど、その瞳には感情がない。 「どいてっ!!」 武器がわりの良介のバットをソイツにぶつける。 ロボットは「ガシャァッ」と音をたてて動かなくなった。 すぐにまた走りだし、良介を探す。 「良介!……良介っ!!」
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