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次に表情。対面で会話している以上、表情と会話内容が伴わないと、気持ち悪い人と思われ、自分が噂の変な人になってしまう危険がある。
これにもコツと、魔法のお手本人物がいるのでそんなに難しくない。
まずコツ。
相手が話し始めたときは、口角を気持ち引き上げる。余裕があるときは、気持ち首を傾げるのも有効。
驚き(驚いたフリ)の表情は目と口を開ける。驚きの程度により、目も口も見開き方を変えるのが良い。
嬉しい報告、悲しい報告を受けた際は、たとえ涙が出ていなくても、目頭を1回擦る。このとき「わぁ、良かったね(3秒数えて目頭を擦る)やだ、私まで嬉しくなって涙出ちゃった」とやるのが法則。ただし、あまりやりすぎると、「安い感動家」と白けさせるので、ここぞ! というときに使用する、最終奥義(?)だ。
え? 難しい?
ひと昔前に淑女の気持ちをわしづかみしたあの芸能人の表情を盗めば良い。
「ヨン様の微笑み」と「氷川きよしの愛嬌」
はっきり言って、ヨン様は微笑み以外は役に立たないので忘れても良いが、氷川きよしだけは本当に魔性の表情マスターだ。
普段見せている表情は知らないが、TVで観る氷川きよしはコロコロ表情が変わるのだ。ルックスだけじゃ彼はすぐに飽きられただろう。好奇心旺盛な顔をしながら人の話を聞いて、驚いたら大きく目を開く、笑うときはクシャっと笑う。いちいち顔のパーツが、大げさだから、体得したければバラエティーの氷川きよしを観よう。百戦錬磨の淑女に街中で声をかけられやすくなれば、あなたは表情マスターだ。
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