4人が本棚に入れています
本棚に追加
ー・ー・ー
ある部屋ー
「おや、魔法は禁止だというのに強制的に入ってきおったな。」
杖を持った老夫が、目の前にいる青年に喋りかける。
「敵か?この結界はそんな柔なものじゃないはずだが。」
青年は眉をひそめる。
「うむ・・・
この魔力は、恵美かの。」
「・・・またあの人か。
で、どうする?
入学式まで時間がないし、
俺は色々とすることがある。
あなたが説教でもするか?
理事長殿。」
杖を持った老父は、この学園の理事長ローレスだ。
ローレス「ほぉっ、ほぉっ。
あやつに説教ですか。
これはまた、面白いのー。」
「では、任せた。
俺は入学式に行く。」
ローレス「またお呼びするかもしれませぬが、了解した。
ーーーーアルト王子」
これはある龍の子と王子のお話
喜劇か悲劇か
どちらに転ぶかは彼ら次第
さあ、物語の始まり始まり
最初のコメントを投稿しよう!