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チュンチュンーー・・・
「ん・・ー。」
朝7時を過ぎたこの部屋で、部屋の主は布団の睡魔と闘っていた。
コンコン・・・
「もう7時よー。
起きなさーい、ご飯食べないの?」
下からは部屋の主を心配する女性の声が聞こえてくる。
「うぁーい・・・
すぐ行くから・・・」
部屋の主はもぞもぞと布団から出てくる。
「ーーーーんーー。」
そして大きく伸びをして眠気を飛ばす。
大きく伸びをした部屋の主ーーー新井咲夜(アライサクヤ)は服一式と鞄を持って、ふらふらしながら下のリビングに向かう。
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