一話 マリッジ・ブルー

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マリッジ・ブルー。 それはただの心の揺れ。 考え過ぎだったのかもしれない。 洋子はそう思った。 明るい自分が天井で笑っている。 それが本当の自分。 右の薬指のリングが輝いている。 美しい。 (これを着けたことで悩むなんて・・・) 一週間、落ち込んでいた。 それが笑いごとになった。
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