16人が本棚に入れています
本棚に追加
モロクとの過酷な戦闘から1ヶ月がたち…
あの四人はと言うと…
「はぁ~、やはり、どら焼きにお茶は最高デスねぇ~♪」
「うむ!渋柿にコーヒーも会うぞ!」
「ちょっ!?合うわけありませんわ!?
どういう味覚をしてるんですか……」
悟の家でのほほんとした堕落生活をしていた。
「で…お前ら…いつまで俺の家にいるんだ?」
流石の悟も、一ヶ月間毎日居座られては怒りを覚える。
いつ帰るのかと腹立たしい思いをしていた。
「だってあの一件以降…
私は家を追い出されてしまいましたし、行くところないんですよ。」
「私はそんな不純異性交遊を生徒会長として見過ごせなくてね~。」
そんな悟に2人は顔を見合わせ、青ざめた顔で息を呑み適当な言い訳をする。
だが、そんな言い訳など悟に通用するはずがない。
「で?お前ら本音は?」
「居心地がいい!!」
「ただ飯最高!!」
その場のノリに乗りやすいと言う欠点を突かれあっさりと自白。
これには、悟も頭を押さえ、項垂れるしかない。
「ルーシ…お前は帰れ…」
「ちょっ!?」
「あはっ!流石は悟さんですわっ!」
何故俺だけ!?と言わんばかりのルーシに、その光景にご満悦のミコ。
もはや、
最初のコメントを投稿しよう!