第1章

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人各々、世界ってのは 持ってると思う それが、退屈だろうと 刺激的だろうと 皆変わらないのは 生きてるって訳で どんなに、同じ繰り返しの毎日でも どんなに、刺激的な毎日でも 生きて自分の各々の世界がある。 そんな中、あたしの世界は 音を立てて崩れた まるで、実感が湧かない どうしてこうなったの? あたしの名前は、浅倉友佳(あさくらゆか)。 いつも名前の順が前で嫌だって嘆いた こんな事になるなんて思ってなかったから 嘆いてられた ただ、単に名前の順が前だからって 席が教卓から近い位置だって ただ、嘆いていただけだった。 まさか、死ぬ順番を決められるなんて思ってなかった。
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