愛しき日々

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 二人は、新たな世界、新天地で、IZAKAYAとして店を構えるつもりだった。  自分の可能性を試したい。  そんな前向きな決意を胸に、大海へ漕ぎ出そうとしていた。    君ちゃんとキングは、店を見回して、思い出の数々に浸っていた。  柱のキズやテーブルの汚れさえも、今となっては懐かしい。 「さて、最後のお客さんを迎えますか」  キングがサッパリとした様子で宣言すると、君ちゃんが開店の準備をする。  店の外には、常連さんが並んでいた。 おわり 追伸  お二方とも、今までありがとうございました。 作品をずっと応援していただいて、とても嬉しかったです。 ここまで書いてこれたのも、レビューや感想等の励ましがあればこそ。 これからも、こっそり、もしくは堂々と、お出でくださいませ。
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