第1章

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(責任って……。もう、手を出しちゃったし……。)と心の中で思いながら……。 「はい、わかりました。」 「石川くんこの事はアリアに秘密ということで……、あの子はワガママだけどお願いします。」 「はい、了解しました。」 俺は電話を切った。 車中に戻りアリアの寝顔をみていた 。 「お前、可愛そうな奴だな……。」 頭を撫でて、髪にキスをした。 俺は家までアリアを起こさないように運転をした。 家に着きアリアをお姫様抱っこしてベッドに寝かせた。 荷物はソファーに置いて……。 ベランダに出てタバコに火を付けて深く吸い込んで息をはいた。 (ハァーーー、これからどうすればいいんだよ……)と思いながら……。 片手に持っていたビールをイッキ飲みしてから姉ちゃんに状況をメールしといた。 タバコを消し、部屋に入り、一日中歩き回った事で疲れたみたいでアリアがいるベッドに横になり眠ってしまった…。
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