第1章

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目玉焼きと味噌汁くらいは作れないとと思い教えてあげた。 アリアは近くにあったメモをとり書き込んでいた…。 そうだ、今日は本屋に行って料理本を買ってあげようと思った。 「まあ、こんなもんかな?」 俺はご飯をテーブルに並べた。 「アリアたべてみな…」 「うん、いただきます…」 味噌汁を一口飲んでアリアは笑った。 「美味しい、和樹さん、美味しいよ」 「ありがとう…、アリアもおいしくできるように頑張ってな…。」 「はい、明日からがんばります…。」 二人で朝食を食べて片付けも二人でした。 「今日は、本屋に行かないか?」 「本屋さん?…なに買うの?」 「アリアにプレゼントを……。」 「えっ?本を?」 「そう、本屋に行ってからのお楽しみ…、早く用意しなアリア……。」 「はーい」 アリアは昨日買った袋から洋服を出して脱衣場に持って行って着替えた。 (お前の体は何度も見ているのに……。)と思いながら、俺も着替えた。 アリアは化粧をするのが苦手みたいで少し時間がかかった…。 その間俺はアリアの髪の毛で遊んでいた。 「あの、和樹さん何しているんですか?」 「フフ、可愛くゆるふわヘアーにしてる」 「ちよっと、くすぐったい……。」 「待って、あともう少し……。はい、いいよ」 俺はアリアの髪をいじるのが好きらしい…。 そのあと自分の髪をセットして二人で家を出た。 今日も天気がいい 車で行って帰りに食材を買ってこよう…。
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