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現実とは、違った話です
ご了承ください
あぁ、なぜこうなったの・・・
「めごぉ!逃げろぉ!」
「嫌っ!あなた様と一緒にっ!!」
「バカ言うなぁ!!」
「っ!!」
「お前だけでも・・逃げろ」
なんで・・・私が・・・
「政宗・・・様・・?」
「愛してる・・」
ザシュ
「ぇ・・・いや、いやよ・・・嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「(グフっ」
「愛姫がここにいるぞ!!」
「い、かせる・・・かよっ」
政宗は愛姫を守るように、前に出た
「政宗様!!?」
「早くっ・・逃げ、ろぉ」
刀で刺されても、体中を殴られても、政宗は倒れることはなかった
「政宗様ぁ!!」
「片倉ぁっめごを・・・頼むっ」
「政宗様・・・・わかりましたっ」
片倉は、愛姫を担ぎ馬にのりその場を後にした
「めご・・・生きろっ!生きて・・・また、来世で会おう・・・」
政宗はその言葉を最後に動かなくなった
後にわかった事だが、この反乱は愛姫に嫉妬した武将の妻が行ったことだった。
その武将の妻は、伊達政宗に好意を寄せていた。だが、愛姫だけが愛されていたことに嫉妬した妻は、旦那である武将の家来に嘘の情報を流し、殺害を目論んだのだと言う
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