第1章

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現実とは、違った話です ご了承ください あぁ、なぜこうなったの・・・ 「めごぉ!逃げろぉ!」 「嫌っ!あなた様と一緒にっ!!」 「バカ言うなぁ!!」 「っ!!」 「お前だけでも・・逃げろ」 なんで・・・私が・・・ 「政宗・・・様・・?」 「愛してる・・」 ザシュ 「ぇ・・・いや、いやよ・・・嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「(グフっ」 「愛姫がここにいるぞ!!」 「い、かせる・・・かよっ」 政宗は愛姫を守るように、前に出た 「政宗様!!?」 「早くっ・・逃げ、ろぉ」 刀で刺されても、体中を殴られても、政宗は倒れることはなかった 「政宗様ぁ!!」 「片倉ぁっめごを・・・頼むっ」 「政宗様・・・・わかりましたっ」 片倉は、愛姫を担ぎ馬にのりその場を後にした 「めご・・・生きろっ!生きて・・・また、来世で会おう・・・」 政宗はその言葉を最後に動かなくなった 後にわかった事だが、この反乱は愛姫に嫉妬した武将の妻が行ったことだった。 その武将の妻は、伊達政宗に好意を寄せていた。だが、愛姫だけが愛されていたことに嫉妬した妻は、旦那である武将の家来に嘘の情報を流し、殺害を目論んだのだと言う
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