269人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうだね。確かにお腹空いたし。一緒に食事…いいの?」
「はい、是非ご一緒してください」
「じゃ、駅前の店でいいかな?」
彼は私の腰に手を置き、自然なエスコートをみせた。
『女慣れし過ぎている』
そう感じるのには十分だった。
彼は小林と名乗った。
食事もソコソコにお酒へと切り替える。
それも自然な形で。
そう彼がその空気を醸し出してきた。
そして、彼の目はハンティングをするオスの狼と同じ目つきだった。
なんでこの男がストーカーまがいの事をするんだろう?
最初のコメントを投稿しよう!