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借りてきた映画はインディアンを題材とした海外作品。
恋愛要素は20%。
高木さんの資料から篤也は大学で考古学を専攻していると聞いたからこの作品を選んだ。
彼の趣味を糸口に、緊張を解し、それっぽい雰囲気に持って行くつもり。
この部屋はカメラだらけ。
でも彼はそれに気づいていないのかも知れない。
ちゃんと『母親に見せる為の証拠物件(物証や映像』の為にこの部屋に来ている事を分かっているはずなのに。
今も、しまりのない顔をテレビに向けている。
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