ただ君が好き。それだけ…

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「付き合ってください」と 言いたくても言えない これが現実 勇気が足りなくて… 自信がなくて… 空回り 授業中の 黒板を見ている 君の横顔をみて 一目惚れした 4月の始めの キミの隣に 座っている僕は 集中できなかった 高校に入って 早速見つけた 好きな人 だけど僕は 取り柄がない 僕より凄い人 たくさんいて キミのことが 好きになることが 罪だと思った だけど誰よりも人一倍 キミが好きなんだ ※「好きです」と 言っても フラれる恐怖と その後が 怖くて嫌で でも忘れられない キミのことが せめて話しかけれるように なれたなら きっかけが欲しいなら 勇気がいる 授業中に キミの消ゴムが 僕の机のそばに落ちた 拾ってキミに渡した 「ありがとう」 その返事で 世界が変わった 僕の心が震えた 四月の終わり キミの一言で 僕は決意した 何も魅力のない 僕だけど せめて何か 出きることを 見つけて 身につけて 今までの僕とは おさらばだ キミを振り向かせたい ※「好きです」と 言えるように 今は自分を 磨きあげる 過去の自分を 今までの この変哲もない日常を 変えてやりたい 変えるしかない この勇気で ただ君が好き それだけでも 理由になると 思うから キミに近づきたい その一心を 決して忘れない 「キミが好きだ」と 言えるまで
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