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おんなごころと
秋の空
おとこごころと
秋の夜長
ぼくはあなたに
喜んでしっぽを
振ったのだけれど
あなたの振ったのは
あなたの振ったのは
あなたのしっぽじゃあなくて
ぼくのこころだった
ぼくはあなたに
喜んで前足
振ったのだけれど
あなたの振ったのは
あなたの振ったのは
あなたの前足じゃあなくて
結局ぼくのあなたを好きになってしまった
むくわれぬ想いだったのです
秋の夜空に
あなたのこころは
ふらふらり
秋の夜長に
わたしのこころは
ふらふられ
ふらりふらふられて
どこへゆこうか
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