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「、、、みなさん、おはようございます。」
ピエロの面をした人物が開いた扉の横に立った。
身長180cmはあるだろうか、全身は黒ずくめのスーツを着ており、シワひとつない。それが余計にピエロの顔を際立たせる。
「お前は誰だ!」
こちら側の男性が叫ぶとともに、つられて声が声を呼ぶ。
「なんなんだよ!早く出せよ!」
「警察に連絡するわよ!」
ピエロの醸し出す負のオーラを掻き消すように声が波になって巨大化していく。
「ねえ、大丈夫なのかな、、、?」
「エリカさん、とりあえず僕らは落ち着いていましょう。」
そう高瀬が呟いたとたん
「しずかにぃぃぃいぃぃいいいぃっ!!!!!!」
僕たちの波を一瞬でピエロは飲み込んだ
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